自分が気に入ってるディスクが選ばれているか、まずその視点で、つぎに、自分の知らない良さそうなディスクはありそうか、という点からざっと目を通してみると・・・。
5〜6割方は私と同じセレクトで、2割は違うディスク、2割弱は私が聞いたことがない作品やディスクといった感じ。
プロの音楽評論家が選んでいるせいか、ちょっと前衛的な演出のものが多すぎる気がした。
2006年ザルツブルグの「フィガロの結婚」などは、ファーストチョイスじゃないでしょう。しかし、雑誌では選ばれていた。私などは、喜劇としての作品の良さが活かされていない演出だと思うが。
「フィガロ」のファーストチョイスは、1966年のベーム指揮か、グライドボーンのコトルバスがスザンナを演じたディスクだと、私とは思う。
とはいえ、この手のランキング企画は、眺めててなかなか楽しく、多少は参考になります。一部の演目をのぞくと、オペラのDVDの品揃えって、まだまだこれからかなあ、って気もしました。